部下が上司に対して、もしくは周囲に対して心を閉ざしてしまった場合、無理にこじ開けようとしてはいけません。
閉ざしてしまった部下に対してどのように接していけばいいのか、、
というか、どのような状態が心を閉ざした状態なのか。
今回は心を閉ざした部下に対しての対応方法について書いていきます!
Contents
心を閉ざした部下の特徴とは
まず最初に、心を閉ざした状態ってどんな感じなのかを見ていきます。
表にうまく出さない人もいるので確実にこれから紹介する特徴が出ていないこともありますが、多くの場合は当てはまります。
注意が必要なのが最初っから心を閉ざしたかのような状態ではあるものの、それが割と普通の状態の人もいます。
心を閉ざした目安としては【今までと急に、もしくは徐々に変わっていった】というところを一つの判断としてみるといいと思います。
それでは、特徴を見ていこうと思います!
部下が喋らなくなった
心を閉ざした部下の特徴として前まで普通に喋っていたのに、次第に喋らなくなっていくというもの。
そして最後には全然喋らなくなります。
これは猛烈にわかりやすいです、そして全く喋らなくなってしまったら心を閉ざすのを完成させてしまった状態へ、、、。
これはわかりやすい特徴です。
なんか目を合わさなくなった
続いての特徴は、なんか目を合わさなくなった、です。
これまでは普通に目を合わせて会話をしていたものの、急に目を合わせなくなってしまったという。
これも心を閉ざした状態のあるあるです。
目は口ほどに物を言う、と言いますが、まさに心を閉ざした状態を目で語ってしまっているんですよね。
これまで通り喋ってくれていたとしても、目を合わせなくなったら注意が必要です。
いきなり見限られた
続いてはいきなり見限られた、です。
ですよね、、、笑
わかり易い例で言うのであれば、これまでは普通にしていたのに、急にそっけない返事をするよになったとか。
あるいは何を言っても反論してきたり、納得した素振りを見せなくなるとか。
そうなると、あたなと部下の間には完璧に壁があり、心を閉ざした状態になっています。
素っ気なくされるのも辛いですが、攻撃されるのも辛いですよね。
ちなみに上司が嫌われる行動もありますので、気になる方はこちらもみてみてください!
もしかしたら、一つくらい当てはまってドキっとしてしまうこともあるかもしれません。
全然笑わなくなった
続いては、全然笑わなくなる、です。
これもかなりのあるあるで、全然笑わなくなって、ガチで楽しくなさそうなんですよね。
こちらが心配になるレベルではあるものの、心を閉ざした状態であればここで一気に距離を詰めるのは、結構まずい状態。
笑らなくなるのも一つのわかり易い特徴なので、見落とさないようにしましょう。
部下が心を閉ざした原因って?
部下が心を閉ざしたときの特徴について見ていきましたが、今度はなぜ心を閉ざしたのかについて見ていきます。
心を閉ざすきっかけはいくつもあると思いますが、要因としては
・周囲の評価が怖い
・自分の考えに整理がついていない
の3つに分けられます。
自己肯定感の欠如から
自己肯定感の欠如が続くと心を閉ざした状態になるということですが
という話。
これについてはわかり易い内容で紹介されている記事がありましたので、こちらをご紹介。
「自己肯定感」とは端的に言えば、自分が自分であることに満足し、価値ある存在として受け入れられること。いわば私たちの人生の軸となるエネルギーです。ところが、自己肯定感には厄介な特徴があります。それは、状況によって高くなったり、低くなったりすることです。高くなる日もあれば、低くなったまましばらく停滞してしまうこともあります。
https://toyokeizai.net/articles/-/276344
自分に存在価値がない、、、仕事で自分なんか必要ない、と、思っているまま仕事をしてたら、精神ぶっ壊れますよね。
例えば、やることなすこと全部怒られて『おまえは本当に使えねぇ』とか『本当に仕事できねぇな』と言われ続けたら、自己肯定感の欠如に真っ直ぐ進んでいきそうですよね。
周囲の評価が怖いから
続いては周囲の評価が怖いから、です。
先程の話と少し似通っているところ、ありますよね。
自分への評価が『使えない』とか『いなくてもいい』とか『仕事ができない』とかばっかりだと、心を閉ざした状態になっていきやすいです。
自己肯定感の欠如になる前に、自分にセーブを掛けている感じです。
自分の考えに整理がついていない
最後は自分の考えに整理がついていない状態です。
自分の考えとはプライベートのことでかもしれませんし、仕事のことでかもしれません。
内容はその人ぞれぞれ、その時々ではあるものの、思考が停止していて、更にネガティブになってしまっている状態です。
仕事に限らず、というのが大きな要素だと思うので、その辺りは慎重にならないといけない箇所です。
心を閉ざした部下への対応はどうすれば?
それでは今回の本題、心を閉ざした部下に対してどのような対応していけばいいのでしょうか。
対応としてはした方がいい、というものとしてはいけない、というものに分かれていきます。
無理に干渉しない
心を閉ざした状態の部下に対して、無理に干渉してはいけません。
ただでさえ避けられているのに、無理に近寄ろうものなら全力で避けられるのは目に見えています。
このタイミングで
と言ってしまうと完全に空気を読めていない状態に、、、
目には見えませんが距離感ってまじで大切ですからね。
部下に頭ごなしに批判をしない
続いては頭ごなしに批判をしない、です。
これも熱が入ってしまうと結構やってしまいがち。
言った本人に悪気はなくても言い回し次第で結果的にこう取られてしまいがちなんですよね。
そのままだと自己肯定感の欠如に直行する内容です。
というか、普通にどんなに偉かろうが頭ごなしに批判をしていはいけませんよ、えぇ。
必要以上に期待をしない
お次は必要以上に期待をしない、です。
必要以上に期待をかけて部下としてはそもそもプレッシャーが半端ないのと、その期待に答えられなかったときのダメージがかなり大きい。
そのプレッシャーの大きさゆえに、逆に心を閉ざしてしまうということです。
期待をかけることはいいのですが、必要以上に期待をするというのが問題なんですね。
というのは極端ですが、実際にこれくらいプレッシャー掛けてきたら嫌になりますよね。
というか、会社に来なくなりそうなレベル、、、、笑
得意分野を担当してもらう
続いては『得意分野』を担当してもらう、です。
心を閉ざしている部下についてはその部下の得意な分野をお願いし、少しずつ業務に自信をつけていってもらいます。
その時も得意分野だからといって期待をしすぎないように。
ただ、業務の関係上どうしても得分野でないことも行って貰う必要がありますよね。
その場合は【苦手な仕事】と端的に決めるのではなく、要素を切り取って見てみるのがオススメです。
こちらの記事も参考にできる要素があるので、一緒にみてみてください。
興味のある話でコミュニケーションをとる
最後は”興味のある話でコミュニケーションをとる”です。
心を閉ざしているとはいえ、コミュニケーションは大切。
なので興味のある話で少しずつ話をするようにしていきます。
ですが急に話をしまくったり、無理やり干渉するのはNGとなります。
相手が無理に感じないくらいの結構とお〜いところから、少しずつアプローチを掛けていくようにしていきましょう。
ちなみに、普段から雑談をするのは信頼関係を着実に構築出来るのでとてもオススメです。
でも、、、どうしていいかわからない!という方はこちらも記事の参考にしてみてください。
心を閉ざしている部下には慎重に接する
と、ここまでが心を閉ざしている部下について見ていきました。
心を閉ざしている部下の対応については慎重にする必要があります。
その見た目やわかり易い特徴として
・なんか目を合わさなくなった
・いきなり見限られた
・全然笑わなくなった
が、挙げられます。
その原因として
・周囲の評価が怖いから
・自分の考えに整理がついていない
が考えられます。
心を閉ざしている部下への対応については
・部下に頭ごなしに批判をしない
・必要以上に期待をしない
・得意分野を担当してもらう
・興味のある話でコミュニケーションをとる
の対応をしていくようにしていきましょう。
それでは、また。